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白い木目

お知らせ

  • 優 今野

私のコンタクトレンズ歴

更新日:8月2日

毎日、白内障手術は行っていますが

コンタクトレンズ診療にも

力を入れています。

私は近視で

小学5年生の時に初めて眼鏡をかけました。

最初は軽い近視だったのですが

父も母も眼鏡をかけていなかったのですが

毎日、マンガを読んでいたのが

悪かったのか

年々、近視が進んで

毎年、眼鏡の度数を上げないといけない

状況でした。

毎年、少しずつ眼鏡の厚さが増していき

大学に入ったころには

かなり分厚い眼鏡になっていましたので

強度近視になっていました。

中学校の時には

裸眼ではかなり視力が悪かったのですが

学校での視力検査で

先生がふざけて視力表ではなく

黒板の上のスピーカーを指したらしいのですが

それも「見えません」と答えて

みんなから笑われたことがありました。

高校生の頃からは

眼鏡をはずしますと

鏡に映った自分の顔が

はっきり見えない状況に

なっていましたので

自分の素顔をはっきりとは

知らない状況でした。

床屋さんに行った時にも

眼鏡をはずしていましたので

最後の最後に眼鏡をかけて初めて

髪型を確認できると言った感じでした。


そんな強度近視になっていた私は

大学2年生の時に

初めてコンタクトレンズを入れました。

その頃は使い捨てレンズはなかったので

煮沸消毒を毎日しなければならない

ソフトレンズでした。

コンタクトレンズを入れると

眼鏡なしの顔を見ることができました。

眼鏡をかけていると近視が強いので

人からは、目が小さく見えるわけですが

眼鏡をはずすと目が大きく見えるので

高校時代の友人に会うと

「顔、変わった?」

と驚かれたこともありました。

大学5年生で臨床講義が始まって

ソフトレンズは目に酸素が行きにくい

という話を聴いて

ハードレンズに替えました。

ハードレンズに替えた数日は

涙が止まらなく

かなりゴロゴロしましたが

じきに慣れて来て

その後はずっとハードレンズを使用し

40歳を超えてからは

遠近両用のハードレンズを使用しています。

コンタクトレンズの便利さを

誰よりも享受している私ですから

コンタクトレンズで目にトラブルを

起こさないように

正しく使ってもらいたいと願って

コンタクトレンズ診療にも

力をいれています。

せっかく便利なコンタクトレンズを

使い方が正しくないことで

目にトラブルをおこしてしまうことが

見受けられます。

コンタクトレンズをしていて

目に不調を感じましたら

まずはレンズを外すことが

一番大切です。

そして何よりトラブルにならないように

夕方家に帰ったら

すぐコンタクトレンズを外して

眼鏡に取り替えましょう。

目には酸素が必要です。

眼鏡に替えて

目にも深呼吸をさせてあげてください。

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