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白い木目

お知らせ

優 今野

コンタクトレンズは何才から?

新しい生活に入るに合わせて

コンタクトレンズにしたい!

という方も多くいらっしゃいました。


新生活にあわせて

コンタクトレンズデビュー

というのも

いいですね。


お子さんの場合

どのタイミングで

コンタクトレンズデビューが

いいのか?

と尋ねられることもあります。


中学生になる時に?

と聞かれることもあり

中学校の検診に行きますと

コンタクトレンズを

使っている方も

チラホラと増えて来ていますが


私は中学生では

少し早いのではないかと

お答えしています。


私の答えは

高校生がよろしいのでは

と伝えています。


高校生はよくて

中学生はよくない

根拠は何だ!

と詰め寄られますと

絶対という答えはないのですが

私の考えを伝えています。


この先の人生は長いので

大切な角膜に負担をかけて欲しくない

というのが一番の思いです。


コンタクトレンズは

涙から酸素をもらっている

角膜に直接のせて使いますので

どんなに気を付けて使っても

裸眼の状態よりは

酸素が少ない状態を

作ってしまっています。


コンタクトレンズの歴史から

コンタクトレンズを

若い頃からつけて

100才まで生きていた方は

今はまだいらっしゃいません。


そこを3年遅らせることに

どれだけ意味があるんだ!

と詰め寄られますと

絶対という答えはないのですが

自分の子どもにはさせたくない

という考えが根本にあります。


とはいいましても

中学生にコンタクトレンズを

処方していないかといいますと

ゼロではありません。


たとえば

サッカーをしているので

眼鏡だと試合に出られない


バスケットボールをしているので

バレーボールをしているので

眼鏡ではあぶない


バレエをしているので

眼鏡では舞台に上がれない


ということがあります。


この場合には

中学生であっても

コンタクトレンズを処方しています。


ワンデーのコンタクトレンズを

処方して

必要な時だけレンズを使って

それ以外の時には

眼鏡を使いましょう

という処方をしています。


なるべく目に酸素が少ない時間を

まだ成長段階にあるお子さんには

短くして欲しいという思いです。


コンタクトレンズをはずして

眼鏡の時間を作ってもらう

というのは

若い人に限らず

どの年代に方にも

してもらうように伝えています。


コンタクトレンズも

市場に出て来た当初に比べますと

より酸素透過性のよいものが

出て来てはいますけれども

それでも裸眼には

まったくかないません。


ですので

眼鏡をかけるという時間を

なるべく長くしてもらうことで

酸素が角膜に行き渡る時間を

増やして欲しいと思っています。


コンタクトレンズは

気を付けて使っても

角膜に少なからずの

負担をかけてしまうということを

ご理解の上で

毎日のケアをしっかりして

装用時間が長くならないようにして

フィッティングの正しいレンズを

使って欲しいと思いますので

診察をうけないで

ネットで購入したレンズを

使うことは

目に負担をかけている怖れが

ありますこともご理解ください。


この先もずっと付きあって行く

大切な角膜です。

眼科専門医で診察を受けて

目に負担がかかっていないか

確認してもらいましょう。

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