コンタクトレンズの正しくない使い方
- 優 今野
- 22 時間前
- 読了時間: 3分
春になりますと
新たにコンタクトレンズにしたい
という方がいらっしゃいます。
春の進学や入学
また就職に際して
新しくコンタクトレンズを
始めてみたい
と考える方も
いらっしゃると思います。
コンタクトレンズは
直接黒目(角膜といいます)に
のせて使いますので
正しく使わないと
角膜に傷をつけてしまう
怖れがあります。
角膜は目に入ってくる光を通す
レンズの役割をしていますので
透明でなければなりません。
その透明性を維持するために
角膜はその栄養(酸素なんですが)を
血管からではなく
涙からもらっているのです。
正常な状態ですと
角膜には血管はありません。
ところが
正しくないコンタクトレンズの使用で
角膜に血管が入っている方が
見受けられます。
本来は涙から十分な酸素が
得られて呼吸してるのですが
コンタクトレンズに
酸素が阻まれて
十分な酸素がいかないと
苦しくなった角膜が
血管から酸素をもらおうとして
角膜に血管が入ってくる訳です。
これを
角膜新生血管
と呼んでいるのですが
本来透明な角膜に
新生血管が入りますと
透明なはずの角膜が
少し白く濁ってしまいます。
これが角膜の端っこのほうなら
視力には影響しませんが
角膜の中央にまで及びますと
視力も脅かされることと
なってしまいます。
正しくないコンタクトレンズの使用
でそうなる危険性があるのです。
それでは
正しくないコンタクトレンズの使用
とは
まずは使用時間が長過ぎる
ことです。
コンタクトレンズを朝から寝るまで
使っている方も
いらっしゃいますが
それは正しくない使い方です。
出かける前につけて
家に帰って来たらすぐはずす
という使い方にしてください。
起きている間に
コンタクトレンズをつけずに
眼鏡をかけて
角膜に充分な酸素が行く時間を
毎日確保して欲しいです。
もちろんレンズをつけたまま
寝てしまうのは絶対にダメです。
次には汚れたレンズを使う
ことです。
汚れたの中には
手を洗わないでレンズを入れること
2週間レンズをそれ以上の期間
使用すること
毎日の擦り洗いをしないこと
毎日ケースの保存液を取り替えないこと
毎日レンズケースを洗わないこと
毎日ケースを乾燥させないこと
ワンデーレンズを2日使うこと
などが当てはまります。
そしてもう一つの正しくない方法は
違和感や異物感があっても
レンズを使い続ける
ことです。
違和感や異物感
充血や目やに
見え方が悪い
などなど
使っていて普段と違う感じが
ある時には
まずはすぐにレンズを外すことが
大事です。
最近多いと思う
正しくない方法は
目に合っていないレンズを使う
ことです。
以前はほとんどの方が
眼科でコンタクトレンズを
合わせて使用していたので
こんなことはなかったのですが
昨今 診察を受けずに
ネットでレンズを購入している方が
増えているようで
そもそも その方の角膜のカーブに
合っていないレンズを使っているために
角膜に酸素が行きにくく
なっている場合があります。
上記のような正しくない使用法
使用時間が長過ぎる
汚れたレンズを使う
違和感や異物感があってもレンズを使い続ける
目に合っていないレンズを使う
ということをしていますと
角膜に酸素が行き渡らずに
栄養不足になって
角膜に傷がつく
ばい菌などに感染しやすくなる
角膜に血管が入ってくる
角膜内皮細胞が減ってしまう
という悪い流れに入ってしまいます。
ご自分のレンズの使い方が
正しいのかチェックして
お近くの眼科で
定期検診を受けて下さい。
お願いします。


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