初めてのコンタクトレンズ
- 優 今野
- 13 分前
- 読了時間: 3分
4月から
新しい環境になるのにあわせて
眼鏡からコンタクトレンズに
変えてみよう
という方もいらっしゃると
思います。
そう考えていらっしゃる方に
初めてのコンタクトレンズ
についてのお話をしたいと
思います。
まず一番にお伝えしたいことは
「眼鏡からコンタクトレンズに変える」
ということは
「コンタクトレンズだけで生活」
することではないと
声を大にして言いたいです。
コンタクトレンズは
眼鏡と違って
直接黒目(角膜といいます)に
のせて使うものですから
少なからず
角膜に負担がかかってしまうのです。
基本的な使い方としましては
朝出かける前にレンズをつける
夕方帰って来たらレンズをはずす
そしてレンズをつけていない時には
眼鏡をかけている
という生活をして欲しいと思います。
「え~じゃあ
コンタクトレンズのお金だけでなく
眼鏡のお金もかかっちゃうの?」
という疑問があるもしれませんが
「そうなんです」
「なんで眼鏡が必要なの?」
「コンタクトレンズだけでいいじゃん」
と疑問に思う方も
いらっしゃると思いますが
角膜の健康を維持するために
眼鏡が必要になります。
コンタクトレンズを使っていますと
角膜の栄養である
涙から供給される酸素が
どうしても少なくなってしまいます。
栄養である酸素が
充分行き渡らないと
角膜が栄養失調になって
ばい菌にやられやすくなってしまう
角膜に血管が入って来てしまう
大切な角膜の細胞が死んでしまう
という怖いことが
起きてしまう危険性が高まります。
そしてこれらの問題が
角膜に起きてしまいますと
角膜は透明性を維持できなくなって
白く濁ってしまうことがあります。
その白い濁りが
角膜の中央に生じてしまいますと
コンタクトレンズで視力が出ない
だけではなく
眼鏡をかけても視力が上がらない
という一大事になってしまうのです。
もしもそうなってしまったら
治す方法は
眼鏡やコンタクトレンズの
度数をかえることではなく
角膜を取り替える手術
(角膜移植といいます)
ということになります。
角膜移植手術は
一般の眼科では行っておらず
大学病院などの
大きな病院でしか
行っていない手術です。
もちろんコンタクトレンズを
使ったら
すぐそんな危険に晒される
という訳ではありません。
正しい使い方を継続することで
安全に使うことができるものです。
しかし安易に考えて
一日中コンタクトレンズを
つけっぱなしにしている方や
ワンデーレンズを2日も
使っている方や
寝る時にもレンズを外していない方や
擦り洗いをしていない方や
保存液を取り替えていない方や
ネットで購入して検診を受けていない方や
そもそも目のカーブにあっていない
レンズを使っている方など
怖い使い方をして
目にトラブルが起きてから
初めて眼科を受診してくる方も
見受けられます。
初めてコンタクトレンズを使う方には
必ずしっかり目にあった
眼鏡も用意して
お家に帰ったら
すぐコンタクトレンズを外して
眼鏡をかけて
角膜に充分な酸素が行く時間を
確保してもらいたいと
思っています。


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